• share

《ヘッドドレスWSまでの道のり②》
花がら染め@隅田川テラス フォトレポート

2022年10月9日(日)に「隅田川 森羅万象 墨に夢」のプロジェクト企画として、ワークショップ『隅田川に咲く花でヘッドドレスをつくってみよう』を開催します!

トッピングイーストでは、2021年10月から子どもと地域を音楽とアートでつなぐ「居場所形成」プロジェクトに取り組んでいます。このプロジェクトでは、地域の子どもたちに家や学校以外の場でも安心して過ごしてもらえるよう事務所を解放し、子どもが音楽や文化芸術に触れられる機会を提供し、また隅田川テラスで花守活動「はなもりん(通称)」も行い、シニア世代の方々との交流を続けています。

今回実施するヘッドドレスワークショップを通じて、普段話す機会が少ない子どもとシニア世代がお互いに関心を持ち、継続的な関係性をつくりきっかけにしたい!

このレポートでは、ワークショップ当日に向けて、日々の交流や活動の様子を公開していきます。

9月10日土曜午前、蔵前橋たもとの隅田川テラスにて、いつもの花壇のお世話の傍らで、川辺の涼しい風に吹かれながら、花壇のマリーゴールドの花がらを使った染め物をしました。

花壇のお手入れでは、花がきれいに咲いた後、次の花に養分がいくように、咲き終わった花がらを摘み取ります。こうすることで、次のつぼみがつき、また花を咲かせるのです。

摘んだマリーゴールドの花がらを乾燥させて集めておき、煮出して染液を作りました。
今回は、両国駅前の拠点で作った染液を運び、色止めにミョウバンを溶かして染液に入れ、そこに布を入れます。染めの際は火を使わずに、じっくり時間をかけて染めました。

当日は、染め実験を楽しみにしていたYちゃんがTシャツを持参。輪ゴムで絞り染めです。

時折、通りかかる方が「何やってるの?」と足を止め、「へえ、お茶かと思ったら、染めるんだ」などの会話が生まれます。

10月のヘッドドレスワークショップで使うチュールやレース、フェルトを染めます。ほんのり色づいたり、しっかり色が出たり、布地によっても染まり方が異なります。

スタッフが連れていた赤ちゃんの靴下に土がつき、洗ったついでに‥「染めてみる⁈」

絞り染めの醍醐味は、絞りを解く瞬間。どんなふうになっているかな‥!

10月のワークショップでは、この日に染めたチュール等の他、花壇に咲いたセンニチコウのドライフラワーも使い、自分だけのヘッドドレスを作ります。
花たちは、隅田川テラスの花壇でどんな音を聴き、どんな景色を見ていたのでしょう。ヘッドドレスになって、次は誰とどんなふうに過ごすのでしょう。春から花のお世話をしてきた私たちも、とても楽しみです。

実施日:2022年9月10日(土)9:30-11:00
場所:蔵前橋のたもと