BLOOMING EAST<2017年度>
最新情報
BLOOMING EAST × 寺尾紗穂 × CINRA.NET
新たに「BLOOMING EAST」とコラボするアーティストは、2015年に「BLOOMING EAST」にも参加したシンガーソングライターであり文筆家でもある寺尾紗穂。今はもう見えなくなった東東京の過去を、彼女とともにこれからゆっくりとリサーチ(調査)していきます。東東京エリアでの戦災孤児に関する情報、戦前からあるキリスト教教会の情報もお待ちしています。詳しくは画像をクリック。
BLOOMING EAST × コムアイ(水曜日のカンパネラ) × CINRA.NET
「BLOOMING EAST」とコラボするアーティストのひとり、コムアイ(水曜日のカンパネラ)との東東京のサーヴェイ(調査)が始動!東東京にまつわる「外国人」の情報も募集中!詳しくは画像をクリック。
BLOOMING EAST とは
「BLOOMING EAST」は、風情風流・粋色気の息づく隅田川を背骨とした東京の東側において、音楽家・地域住民・学生らと「対話」、「調査」、「実験・検証」を行いながら、まるで様々な場へ「音の花」を咲かせていくように、音楽がまちなかでできることを拡張していくプロジェクトです。
2017年度 活動実績
2015年より、音楽家とともに東京のまちを舞台にして実験を重ねてきました(*)。その経験を経て、「BLOOMING EAST」は新たなフェーズに入ります。実際に東東京の公共空間で音や音楽を奏でていくために、改めて音楽家と妄想を企み、リサーチを行い、交渉を経て“実装”していく(「音の花」が咲いていく)準備へと、歩みを進めていきます。
アクション1:音や音楽について共に考える勉強会
“実装”していく準備として、公共と音の可能性を模索し、丁寧に考えを巡らせていく場として「勉強会」を始めます。音と音楽の違いやそもそも公共空間に音は必要なのか?といったことなどをともに考えていきます。
アクション2:音楽家と対話する
これまで「BLOOMING EAST」で実験してきたような事象に気づき、様々な取り組みをされている音楽家と「公共空間における音の可能性」について対話することを始めます。「東東京」の場の記憶や歴史と紐づき、土地の空気を取り込みながら、対話のプロセスを経てこれまでにない形のアウトプットを思考し「公共空間」と「音」の関係の可能性を示すべく、動き出します。
BLOOMING EAST 勉強会「OUR MUSIC」
アクション1の勉強会を「OUR MUSIC」と題し、12月から3月まで全4回実施予定です。様々な角度から、音や音楽を題材にして、手の届く範囲のリアルな公共をイメージしながらじっくりと対話をしていきます。詳細はページ下部の関連イベントをご確認ください。
▽各日16:00-18:00
▽会場:トッピングイースト(東京都墨田区本所2-10-7 1階)
▽参加無料/要事前申込み
第1回 2017年12月23日(土・祝)「音になってみる」
第2回 2018年1月20日(土)「リスナーになってみる」
第3回 2018年2月24日(土)「公共になってみる」
第4回 2018年3月11日(日)「OUR MUSIC」
▽勉強会のレポートも随時公開中。詳しくはページ下部関連イベントから▽
*これまでの「BLOOMING EAST」の活動
2015年:春先の墨田区八広と東墨田を舞台に1日をかけてトーク・ものづくりワークショップ・ライブをパラレルに展開。廃工場で行った寺尾紗穂さんの歌とソケリッサのダンスは、この街のもつ独特の風土を纏い、白熱球の仄かな揺らぎとともに今も鮮明な記憶を体の芯に残した。
(イベント当日のレポートはこちら)
2016年:映画『この世界の片隅に』の音楽を担当したコトリンゴさん、日本大学佐藤慎也研究室とともにフィールドワークを重ね、「公園と地下街のためのサウンドトラック」を制作。現実の空間に新たな彩りを与えてくれる2つの楽曲は、現地を歩きながら音を聞くことで映画のなかに迷い込んだかのようなリアルとフィクションの同居をもたらした。
(2016年の活動の様子や「公園と地下街のためのサウンドトラック」詳細はこちら)
本事業は「東京アートポイント計画」として実施しています。