2020年9月『隅田川怒涛』スタッフインタビューシリーズVol.3 みやざきさん
ひとつの会社や団体ではなく、さまざまな分野のプロフェッショナルの力が集まり、作り上げられている『隅田川怒涛』。どんな人がどのように関わっているのか。働き方も、専門分野も異なるスタッフたちを紹介するインタビューシリーズです。
第1-3回は、NPO法人トッピングイーストの事務局3名を紹介します。第3回は、NPO法人トッピングイーストの事務局であり『隅田川怒涛』マネージャー・みやざきさんに、『隅田川怒涛』のことはもちろん、他のご活動や趣味について伺いました。
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●『隅田川怒涛』での役割・仕事内容
マネジメントを担当しており、『隅田川怒涛』を実現させるために、全プログラムの進行管理や打ち合わせの調整をしています。
またインターン求人やサポーター募集も担当していて、どこに求人情報を届けるか、インターンやサポーターのひとりひとりにどのように関わっていただくかを考えています。
●『隅田川怒涛』のほかにされているお仕事・ご活動
アーツカウンシル東京主催の、アートプロジェクトの事務局向けの勉強会「ジムジム会」の運営アシスタントをしています。また、TERATOTERAやTURNフェスなど様々なアートプロジェクトのサポーターとして関わらせていただいています。最近は作品やお客さんに出会える現場があまりなくて寂しいです。。
●プロジェクトに参加したきっかけ
2019年に「ほくさい音楽博」の当日スタッフをしたことをきっかけにトッピングイーストでアルバイトをさせていただくことになりました。その年に『隅田川怒涛』開催決定を知り、大学4年で進路を考えているタイミングでもあったので、一生に一度しかないこの機会に携わらせてもらいたいと理事長の清宮さんにお願いしました。
↑2019年の「ほくさい音楽博」で、みやざきさんは当日スタッフとして詩を作るワークショップを手伝った。
●『隅田川怒涛』の活動のなかで印象的な出来事
仕事開始2日目に、現場下見のため岩淵水門から勝鬨橋まで隅田川周辺約23.5kmを10時間かけて歩いたこと。最後まで歩き切れるのか不安だったのですが、隅田川周辺の移り変わる街の景色を眺めたり、制作スタッフの方々と話していたら、楽しく無事に歩き切れました。その日の歩数は約4万7千歩!
↑足の疲れをまぎらわせるためにシャボン玉を飛ばすみやざきさん。
●自分が思う『隅田川怒涛』の面白さ・魅力
そこにある・いる人や土地、歴史が取り入れられ活かされているところ。
街にある橋やテラス、施設がステージとして使われたり、舞台となる土地の歴史をアーティストがリサーチしたり、地域の人との交流を重ねたりして、プログラムが作り上げられています。
●『隅田川怒涛』を通してなにを得たいか/やりたいか
『隅田川怒涛』にご来場いただく皆さんや出演者、スタッフに本番終了までいかに安全に楽しんでもらえるかの挑戦だと、今は思っています。
元々、一生に一度しかないこのプロジェクトに携わり成功させたい、公共空間を大胆に使い行政や地域との調整や利用の知見・事例を残したい、本番までのアーティストによるリサーチなど『隅田川怒涛』開催までの様々な過程をアーカイブしていきたい、と思っていました。
しかしこの状況になったことで、消毒や社会的距離という感染症対策面での物理的な安心感だけでなく、誰もが参加できる文化芸術の表現の場として、ひとりひとりに心的にも安心して参加してもらえる方法を考えていきたいです。
●趣味やすきなこと/モノ
歌うことが好きです。ライブに出演したり、動画をYouTubeに投稿しています!
↑動画編集にも興味があり、「ほくさい音楽博」の広報として「ほくさいTV」の企画・撮影・編集を担当していました。
●人生に影響を与えた1曲とその理由
今夜はブギー・バック/小沢健二 featuring スチャダラパー(1994年)
カラオケで友人たちが大合唱していて、私だけ歌えなくてまじ悲しくなった曲です。(笑)
●インターンやサポーターなど、『隅田川怒涛』に参加しようか迷っている方に一言!
おそらく、一生に一度しかない隅田川で巻き起こる文化の大浪に、一緒に乗っていただけたらうれしいです。隅田川で待っています!
↑撮影:みやざきさん