2015年12月 【出張レポート②】 こちらも反応上々!山のおんぶ 10/25

文:鈴木智子(NICOS LAB メンバー)

NICOS Labメンバー(渡辺遥、中隆文、中康輝、鈴木椋大、鈴木智子)で、

千葉県の山武にある、森の公園を丸ごと舞台にした大きなイベント「山のおんぶ」に
出張してきました!

山のおんぶ 公式サイト:http://yamanoonbu.wo-un.com/

今回、舞台を統括する栗原さんの計らいで、LIVEの転換時ステージ下で「エレクトロニコス・ファンタスティコス!」の紹介をさせて頂き、もっと興味のある方には詳しくお話しや体験を実施をする事ができました。

ステージエリアのお客様は、小さな子ども連れのご家族から、
音楽好きな大人の方まで年齢は様々。

音を出し始めると

「何?なんだかわからないけど、面白そう!」

と目をキラキラさせながら子どもたちが集まりはじめ、
それにつられて大人の人達も集まって来ます。

まだ完成していないボーダーシャツァイザー試作機から、
“ギュイーーーン”と突然音が鳴り始めますが、
子どもたちに親しみのある「かえるのうた」や「メリーさんの羊」を目の前で演奏すると、みんな目をまん丸にさせてジッと聴いています。

『このボーダーシャツから音がするの?』

何だか、今まで「洋服としてしか見えていなかった風景」から

「隠されていたモノ」が音として聞こえてくることがわかってくると、

子ども連れのお母さん、お父さんもやってきて、
自分の着ているボーダーが、どんな音になるのか興味津々。
続々とボーダーシャツの方達が集まって来ました。
(結構、ボーダーシャツを着ている方って多いんだなと思いました。)

小さな子ども達は少し怖がっていたけれど、
お母さんやお父さんの服から「かえるの歌」が流れてくると、
お互いが目を合わせてビックリ、
目をぱちくりしている様子がとっても微笑ましかったです。

さすが!
山のおんぶのLIVEに出られているミュージシャンの方々も
興味深げに集まって来て、みなさん体験。

すると「どんな仕組みなの?」と言う感情と
「何だこれは!?面白い!!」と言う感情

が同時に湧き起こった表情を皆さんがみせるのが、とっても楽しくて印象的でした。

ある男性の方から
「今は、使われなくなってしまった古い家電を、こうやって楽器にすることが素晴らしいよね。とってもいいよ!応援してる!」

と熱く語って頂き、その場に集まっていた方達のたくさんの笑顔がとっても印象に残った、あたたかな出張になりました。

ボーダーシャツァイザー試作機を色んな年齢の方達に体感してもらい、
みなさんからの多くの反応を感じた事で、
誰でも興味をもって楽しんでこの楽器に参加できることが実感としてわかり、
試作機で多くの手応えを感じました。

皆さんからの反応のおかげで、これからのボーダーシャツァイザーの未来や可能性をと
ても強く感じた1日でした。

山のおんぶに来てくださった皆さん、ありがとうございました!

  • 鈴木 智子(NICOS LAB メンバー)

    千葉生まれ。福祉職員。小さな時から自然やアートや人が好きで、それに関わる活動をしてきている。息子が9歳の時「Open Reel Orchestra」に参加した事で、息子はみた事がない古い家電
    達に魅せられ、最近ではすっかり「エレクトロニコス・ファンタスティコス!」にはまってしまっている。音や映像作品を息子がつくるのを手助けしながら、親子ユニット「Reel-to-Reel(りーるとぅりーる)」を始動。今しか出来ない「もの、こと」を大事に産み出している。