2015年11/7(土)義太夫親子体験会レポート
文:花井 雅保(トッピングイースト理事)
昨年に引き続き今年も「ほくさい音楽博」では日本の伝統芸能「義太夫」を行ないます。それに先立って「義太夫って何?」「どんな感じでお稽古するの?」という声に答えて11/7(土)に「親子で義太夫!体験会」がトッピングイーストで行なわれました。
参加者は前回の「義太夫を語ろう」参加メンバーも含めて計5組、親御さんも含めて10人の方に参加して頂きました。先生は女流義太夫でご活躍中の太夫、竹本京之助(たけもときょうのすけ)さんと、三味線の鶴澤弥々(つるざわやや)さん。
「さわりだけ」とはじまった先生の義太夫の生演奏の大きな声と迫力にみんなビックリ!
その後、「口上」という本編が始まる前の演者・演目の紹介部分をみんなの名前を入れてやってみると、初めての参加の子供たちもあっという間に大きな声で「とう〜ざい〜、ここのところお聴きにたっしまするは、、」と気持ち良さそう。
続いて前回の課題曲「仮名手本忠臣蔵三段目/裏門の段」の一部をやってみると数回おさらいしただけで、通して出来そうな感じに。ここで先生の提案で、本当の義太夫の演奏会さながら「待ってました!」「たっぷり!」のかけ声をお父さんお母さんにやってもらい「口上」からやってみようということになりました。
前回参加のメンバーのサポートもあってたった2回でスパッと決まりました。最後は義太夫の衣装をつけてみたり(今回は自分で着物も着れる練習もします)と早くも2月の発表会が楽しみになりました。京之助さん、弥々さん両先生の楽しいご指導もあって終始、ワイワイ明るい義太夫体験会となりました。